リフォームを検討するのは築何年から?リフォーム時期の目安!


少々不都合が出てきても、まだ使えるからとリフォームの時期を逃してしまう方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、タイミングを逃してしまうと少しずつ必要な費用が増えてしまい、実際にリフォームをする頃には驚くほどの金額が必要になるケースもあります。

長く住み続ける場合、メンテナンスの意味も含めて定期的なリフォームをしておく方が、結果的に費用を抑えることができます。
何よりも、ストレスを感じず快適に過ごせる時期が長くなるという点でも、定期的にリフォームを検討されることをおすすめします。

この記事では、築年数ごとに必要になってくるリフォームの具体例や、費用の目安をご紹介します。

リフォームの時期が大事な理由

リフォームは築年数が経過すればするほど大変になっていきます。具体的にどう大変になるのか、まず費用面と危険性の観点から簡単にお伝えします。

費用面

家のメンテナンスを定期的に行わないと、その部分だけの修理ではとても間に合わず最悪の場合は家全体を修理しなければならないほど家の毀損・補修箇所が広がってしまうことがあります。

そうなってしまう前に、5年から10年以内に一度リフォームをしておくと、次のリフォーム費用が安く済ませられます。

築年数が古くなればなるほど工事期間が長期化する可能性が高くなります。

家全体のリフォームとなると、仮住まいをするための費用が別途必要になるなど、費用面の負担が増えて島します。

危険性

家の老朽化が進んでそのまま放置していると、家全体に被害が広がり耐久性が落ちる原因にもなってしまいます。
一度リフォームをしておくと、客観的に家のメンテナンス状況を把握することができ、何かあったときの被害を最小限に食い止めることができます。

家の築年数に応じて悪化していく箇所というのは変わってきます。どの程度の築年数が経過するとどのあたりが劣化する傾向があるのか押さえておくこともとても重要です。

築年数ごとに必要なリフォーム

築5~10年

築5~10年の住まいでは、屋根や天井、外壁の色落ちや汚れが目立ち始めます。畳も古くなり始め、やや傷みが気になり始めます。
ハウスクリーニングや床下のクロス交換、外壁の塗り替えなどの目安の時期となります。

また、屋根の劣化が激しい場合は補修をしたり、温水洗浄便座の交換なども一度検討してみると良いでしょう。

この時期になると、新たに増築を検討される方も比較的多くなります。

だいたいの費用の目安は、建物面積が100㎡未満の場合は10万円~150万円程度、内容に応じて増減します。

 

最近では、築年数が20年以内のお住まいでは断熱材が組み込まれていることも多く、温度やカビの問題は生じにくい傾向にあります。
この時期のリフォームは基本的にクリーニングを中心とするもので事足りるでしょう。

築10~15年

築10~15年の住まいでは、屋根や天井、外壁の色落ちや汚れがひどくなります。畳や床下の汚れもかなり気になり始める時期です。
場合によっては、ところどころ水回りのトラブルが出始めます。

 

この時期になると、そろそろ一度は本格的にメンテナンスを考えないといけません屋根や壁の塗り替えなどメンテナンスが必須といえます。

 

築5~10年の段階でハウスクリーニングやクロス交換、外壁の塗り替えができていない場合はいよいよ見直したほうが良いでしょう。

温水洗浄便座だけでなく、お風呂や給湯器洗面台の交換などトラブル箇所に応じてリフォームが必要です。

 

だいたいの費用の目安は、建物面積が100㎡未満の場合で60万円~250万円程度となります。

 

雨漏りなどがある場合は、放置してしまうと数年で他の箇所にも悪影響が及び、カビなどで被害が広がってしまいます。

 

予算があれば、この時期にメンテナンスしておくことで、この後のリフォームがとても楽になります。

築15~20年

この時期には、外壁のヒビや継ぎ目の劣化、内部浸水による腐食、屋根の劣化や瓦のズレ、雨漏りなど、どんどんトラブルが出始めます。

また、これらのトラブルで引き起こされた床下の湿気土台の腐食など大きな問題が見えてきます。

 

この頃には全自動給湯器の故障が出たり、内装や水周りにも汚れや傷がさらに目立つようになってきます。

 

これまでメンテナンス程度で済んでいたハウスクリーニングやクロス交換が本格的に必要となり、お風呂やトイレ、キッチンや洗面台など、水周りは本体からの交換が必要になってきます。

畳の傷みもひどくなり、フローリング工事なども検討する時期になります。

 

この時期になると、リフォーム費用も飛びぬけて高くなり、建物面積が100㎡未満の場合では260万円~370万円程度となります。

住宅のメンテナンス、修理だけでなく、ライフスタイルの変化によるリフォームを検討する時期でもあります。

老朽化や劣化が進むこのタイミングで、具体的な家の設計も見直すと良いでしょう。

 

築年数が増えていくとともに、どんどん必要なリフォームの規模が大きくなり、費用も高くなっていきます

こまめなメンテナンスを心がけておくことで、より快適に過ごすことができるでしょう。

 

これまでリフォームのタイミングを逃し続けてしまった方は、是非、一度ご相談ください。
ご予算に合わせた、最善のリフォームをご提案させていただきます。ちょっとした不安でもお気軽にご相談くださいね。

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