キッチンリフォームのポイント


これまで使いやすさや動きやすさ、広さなど何かと不便に感じていた方にとって楽しみなキッチンのリフォーム。

これまでの不満を解消し、より楽しく調理するためにもキッチンをリフォームを計画的に行うことが重要となってきます。

 

今回はキッチンのリフォームにおいて3つの大切なポイントをご紹介しますので、このポイントをしっかり押さえてご検討いただけると幸いです。

作業の流れを把握し、動線設計を考える

家事の中でも多くの時間を費やすキッチンでの炊事。

より満足度の高いキッチンのリフォームをするために、キッチンでの作業の流れを把握し、動線の設計をより深く考えることは欠かせません。

 

まずはキッチンで行う作業を思い浮かべてみましょう。より分かりやすくするために、メモ程度で構いませんので一度書き出してみるのも良いかと思います。

 

キッチンで行う作業の大半は炊事ですので、調理の流れからイメージしていきましょう。

 

調理の一般的な流れとして、「食材を出す」「洗う」「切る」「加熱する」「盛り付ける」といった順序になると思います。

 

これを動線つまり移動する場所で考えると、「冷蔵庫」「シンク」「調理台」「コンロ」「食器棚」「調理台」となります。

 

更に、冷蔵庫で食材や調味料など、調理に使うものすべてを取り出していない場合には、それぞれの位置を何回も往復することになります。

 

調理にはできるだけ無駄を省き、効率良く行いたいものですが、なかなかそうはいかないのが現状です。

 

そこで、作業の流れを把握し、動線設計を行ったうえで新たにキッチンをリフォームする際のポイントとしては、「動線を三角形で考えてみる」ことです。

 

基本的に「シンク」「調理台」「コンロ」は横並びの場合が多いでしょう。

その背面に「冷蔵庫」と「配膳スペース」を配置するようにキッチンのリフォームを行うと、より効率的な調理が可能になります。

 

また、ご検討中のシステムキッチンの形状によっては配置が異なる場合もあるかと思います。

そこでのポイントとしてもやはり「冷蔵庫」の位置です。

冷蔵庫は料理時に使うだけでなく、食事の時や、日常の生活で飲み物を取ったりと使用頻度です。

 

調理時の動線且つ、日常でも不便にならない位置に設置できるように、リフォームをご検討の際には設置スペースも考慮したいです。

収納を十分確保する

よく使うフライパン大きさや用途の異なる鍋炊飯器電子レンジトースターフライヤー、キッチン家電が充実している現代では、その他さまざまな物がキッチンにはあることと思います。

 

収納スペースが少なければ、これらを出しっ放しの状態にになってしまうことも・・・。

より心地良く、より効率良いキッチンにする為には充分な「収納」を確保することが大切ですね。

 

システムキッチンを導入する方に関しては、「ベースキャビネット」「コンロキャビネット」「シンクキャビネット」の3つは確保できると思いますが、これだけではまだ不十分です。

 

この他、「吊り戸棚」「背面収納」を組み合わせる事で、より多くの物を収納できるようになります。

吊り戸棚や背面収納の作成のポイントとしては棚の高さを可変式にすることが挙げられます。

 

サイズの異なる食器だけでなく、調理家電、冷蔵、冷凍を要しない保存食材などさまざまな物を収納するため、高さを自由に変える事が出来るタイプにしておくと、無駄なく多くの物を収納できます。

 

更にはこれらの多くの収納を確保し、より使いやすくする為にもリフォームする際に空間スペースを考慮しておきましょう。

 

収納する物の中でもよく使う物、そうでない物、出したままにする方が便利な物などの把握をしておくと便利ですね。

身長にあわせて作成する

キッチンのリフォームにおいて身長にあわせて作成することも大切です。

身長にあっていないキッチンを使用すると、自然にその高さに体をあわせようとするので、無理な体勢のまま調理することになります。

 

それを繰り返すと「腰痛」の原因にも繋がり、せっかくのリフォームもこれでは苦痛ですね。

 

また、身長にあっていない低いキッチンでの洗いものは「水がかかってしまう」、高いキッチンでは、食材を切る際に「力が入りにくい」といったことも生じてしまいます。

 

身長にあわせて作成する高さの目安として、キッチンをよく使う方の身長を当てはめてみましょう。

 

【カウンターの高さ=身長÷2+5cm】

これで算出された数字がキッチンのカウンターの高さの目安となります。

また、大体の身長の目安も一緒にご紹介しておきます。

・~155cmの方は約80cm

・~165cmの方は約85cm(標準仕様)

・165cm以上の方は約90cm

 

リフォーム前に使用していたキッチンの高さの慣れもあると思いますので、ショールームで高さの感覚を確かめるのも良いですね。

 

以上「動線設計」「収納」「サイズ」の3つのポイントはご理解できましたでしょうか。
藤阪ガスでは、これらのポイントを踏まえてお客さんにとってより快適で使いやすいキッチンのリフォームをご提案させて頂きます。

ご相談やお問い合わせはご気軽にこちらよりお願いします。